防水工事

防水工事中の写真

雨漏り修理、防水工事、断熱工事、貯水槽防水、浄化槽防水、特殊防水

弊社の理念笑顔を作るために、お客様の建物状態にあった工事提案直接施工を致しております。
価格だけが高い、高すぎる価格設定、内容の共わない工事の提案は致しません。

適正価格、直接施工では、内容価格にも大きな違いが出てきます。
お客様へ知って欲しい、直接施工適正価格の例。

1住宅屋上防水工事

他社合見積で103万円
あおい建装株式会社見積で42万円

適正価格で61万円
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2アパート屋上防水工事

他社合見積で96万円
あおい建装株式会社見積で60万円

適正価格で36万円
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3大型マンション屋上防水工事

他社合見積で125万円
あおい建装株式会社見積で85万円

適正価格で40万円
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防水工事の歴史

1960年代より、日本の高度経済成長に伴い、雨後の竹の子のごとく建ち始めたコンクリート構造ビル群。そして、経済不況の煽りをうけ、ビルの新築件数が減少してきたのは周知のところです。ところがこれらのコンクリート構造物は、当時の予想では半永久的とまで思われていましたが、それよりも遥かに早く劣化する事実が確認され、社会に大きな問題を投げかけました。

これらの原因としては

  1. コンクリートの骨材の選択によるクラックの発生
  2. 産業構造変化に伴う大気汚染(炭酸ガス、亜硫酸ガス等)によるコンクリートの中性化
  3. それらを含む雨水等の浸透によるコンクリートの中性化、鉄筋の腐食
  4. 鉄筋の腐食膨張によるコンクリートの破壊、欠落等

が、考えられています。

実際に1980年代後半には、酸性雨による、コンクリートの浸食、外壁剥落等の、事実がマスコミ等で、
大々的に報道されることがありました。

このようなことから、コンクリート構造物の維持管理が研究され防水工事の必要性が再確認され始めました。

1990年代というと今から僅か33年前のことです。つまり、防水工事は比較的新しい技術で、まだまだ発展途上の技術と言えます。

弊社の防水工事に対する考え方

弊社は、創業25年の防水工事業者ですが、創業時より、防水工事、住宅再生工事を行っている、住宅再生リフォームの専門店のような会社です。専門店のようなという言い方は、少し変に思われるかもしれませんが、防水工事には、防水工事の知識技術に+ひび割れ補修工事、塗装工事、の技術知識が必要不可欠です。

弊社は、このひび割れ補修工事、塗装工事も専門的に行っているため、人によっては、防水屋さんのあおい建装株式会社、塗装屋さんのあおい建装株式会社、ひび割れ補修工事業者のあおい建装株式会社、とそれぞれ違った分野の専門店と思われている方がいらっしゃるようです。この三つを並行して専門としている、と言うとぴったりきます。

実はこの三つの技術を合わせて生み出されるのが、防水工事、住宅維持管理工事だとお考え下さい。この三つがそろった時に、より耐久性の高いハイレベルな防水工事が実現出来ます。

ひび割れ補修工事についてはこちらをご覧ください。

お客様様へ、出来るだけ分かりやすく、防水工事に伴う基礎知識をアドバイスさせて頂きます。
雨漏り修理、防水工事、断熱工事、貯水槽防水、浄化槽防水、特殊防水まで、是非ご相談下さい。

防水工事の特徴

タール防水(アスファルト防水)

屋上や歩行面へ施工する場合は、タール防水後、タール防水のみでは歩行が出来ないためモルタル左官仕上げとなります。屋上スラブ面よりも水周りのタイル面の下地等に使用される場合が多く、発癌性物質が含まれているとの見解があり、使用されることが少なくなっています。

ウレタン防水(断熱防水)

鉄筋コンクリート住宅ビルの多い沖縄では最も使用されている工法で、沖縄県内では一般的に断熱防水と言われています。一般的な工法は4層構造からなり、下地プライマー、ウレタン防水層を二層、断熱材又は保護材にて仕上げとなります。沖縄県内のほとんどの建物でこの工法が使用されています。

下地のコンクリートと完全に密着し、防水層を形成し、伸縮性があり施工後も多少のひび割れ亀裂に対応し防水層を維持します。又優れた特徴として住宅では防水施工後にも、アンテナを設置、太陽光発電を設置する、水タンクの取替をする等で、防水面にビスや釘を打つことが必要になるこがあると思いますが、施工後に防水面へ釘やビスを打っても雨風の浸入が防水層とコンクリート面の隙間に広がらないのが頼もしい特徴で、そのような時に非常に重宝します。


沖縄県内では30年ほど前から、アスファルト防水、シート防水と並んでどの工法も良いとの評価のもとに施工され始めましたが、最終的に多くのお客様に支持されるようになり、残ったのがこのウレタン防水ですので、ですから実績から考える信頼はピカ1です。又ほとんどのメーカーさんでは、5年程に一回4層構造の一番上の保護材の劣化が始まりますとの品質説明があり、弊社でも5年毎に防水保護材の塗り替えをすることをおすすめしておりますが、その際にも、最初に防水工事を行うような高額な費用がかかりません、又実際には、防水保護材の塗り替えをされない方が沢山いらっしゃいますが、その際にも見た目には施工後から10年ほどでは殆ど劣化は見られません、実際15年程は防水効果を十分発揮していると考えられます。私は20年以上、防水工事に携わり、沖縄県内のコンクリート住宅を毎日毎日何件も見続けてきましたので絶対に間違えありませんと言い切ります。台風や塩害の強い沖縄県では実績一番の一番安心できる防水工法と言って良いでしょう。又施工後に、スラブ内鉄筋の錆の膨張、地震や地盤の沈下からくるコンクリートのひび割れ亀裂が起こった際にはその場所だけを切り取り、非常に小額の費用で修繕をし防水効果を維持出来ることも、実績一番となったウレタン防水の優れた特徴です。

クロス防水(建設省建築工事共通仕様書X-2工法)

建設省建築工事共通仕様書にX-2工法というものがあります。
4層構造からなるウレタン防水一般工法にさらに一工程+された5層構造からなります。ウレタン防水層とウレタン防水層の間にガラス繊維で出来た繊維質のネットを挟む工法です。

沖縄県内では、通称クロス防水と呼ばれ一般の防水工法よりも耐久性が強いと思われていたために一時流行りましたが、ガラス繊維の伸縮性に懸念点があり、防水層の下地のコンクリートスラブ面に亀裂が出来た場合に、ガラスクロスが殆ど伸縮しないために、密着しているウレタン防水層を巻き込みながらガラス繊維の亀裂に伴いウレタン防水層まで亀裂が出来る場合があり、これをデメリットと判断するようになりました。

実際塗料の製造メーカーさんでも、屋上スラブ面等の広い面積にはクロス防水は向いていいないとの見解を示しています。

優れた材料工法として製造されても実際には使ってみないと分からない、10年後15年後をみてみないと分からないのではといつも考えていますが、その一例とも言えます。

しかしこの防水工法に適している条件もあります。例えば、勾配屋根や、斜面のような場所に施工する場合です。

ウレタン防水は通常液体で主剤と硬化剤を混ぜた後に4,5時間程度で硬化していきます。急な勾配屋根や斜面の場合には、硬化する前にウレタン防水が引力に引っ張られ下へ流れてしまうために、十分な所要量を維持して防水層に厚みをつけることが困難になります、その場合にガラスクロスを使用することで、クロスの網目に防水層を絡めることが出来厚みをつけることができます。そのような場合には有効な工法と言えます。又入り隅やスラブ面と壁の立ち上がりに使用するには向いています。

シート防水

スラブ面や防水面にシートを貼りつける防水工法です。

沖縄県内では、当初ウレタン防水よりも良い、耐久性、防水性に優れていると評価される期間がありましたがこの20年ほどは、支持率が下がり、使用件数が非常に減りました。なぜ減ったのか本当の理由は分かりませんがデメリットとしてはシートに一か所でも穴が開いた場合、(長年使用される住宅やビル施設では、防水施工後にも、水道工事やアンテナ取り付け等でスラブ面や防水面に釘やビスを打つ必要性は多々あります)一か所の穴からでも防水シートとスラブの間に雨風の浸入が起こります。水が浸透するということは、防水効果半減することを意味します。これはデメリットだと思います。

メリットとしては、スラブ面にひび割れが起こった場合にスラブのひび割れに伴ってシートが切れるということが少ないという点です。古くひび割れの多い建物の場合には、鉄筋の腐食ひび割れが多いためシート防水は向いていると考えられます。

通気脱気工法(建築工事共通仕様書X-1工法)

ボンドおよび通気緩衝シートの施行

  • 通気緩衝シート(プルーフロンNT-Fシート#2)の施工
  • 通気緩衝シートのジョイント処理(プルーフロンNT-Fジョイントテープ)の施工
  • 接着剤(プルーフロンNT-FエコボンドH)の施工

脱気筒または脱気盤の取り付け

通気緩衝工法は脱気筒、または脱気盤の設置が必要となります。

ウレタン防水層とスラブ面の間に通気シート(ポリエステル不織布)を入れた工法です。要所要所に脱気筒を取り付け、ウレタン防水層とスラブの間の湿気を外へ逃がすことが出来ます。

一般的なウレタン防水工法では、施工後にスラブ面からの湿気がこもり、ウレタン防水層に膨らみが出来ることがあり、それを防ぐための工法と言われています。一戸建て住宅では施工例が少なくビルの屋上や大きな建物の屋上で使用されることがあります。湿気を逃がすことが出来るメリットはありますが、防水面のどこか一か所でも穴を開けた場合(釘のような小さな穴でも)、そこから防水面の裏側へ水の浸入が起こり、防水効果が期待出来なくなってしまうため、特殊な例を除きあまりおすすめしておりません。スラブ面が大きく、日常的に歩行しない場所であり、定期的な点検とメンテナンスが行き届く施設等の場合には適用条件を満たしていると言えます。

高耐久防水

中には20年間メンテナンスがいらないと謳われるものもあります。その代わり、費用が4倍と高額になり、ほとんど施工例がありません。通常の防水工事でも、5年毎に4層構造の一番上のトップの塗り替えをすることで、小額で充分に防水効果を発揮出来るため、費用対効果から考えた場合、高耐久防水は、私はおすすめしてません、ここで考えなければならない基準が、お客様は60年住宅を目指しているという事実です。例えて言うなれば、制限速度60キロの道をF1カーで走るようなものです。私は乗用車で充分だと考えます。

防水工事を説明する前に知っていて欲しいこと

沖縄県内では、コンクリート住宅がほとんどですので、その効果はだいぶ浸透してきていますが、念の為、防水工事はなんのためにやるものなのかを説明します。お客様のところに見積り伺いする際に、建物のひび割れが酷くなってきたから、これを直してほしい、と依頼が来る場合があります。もちろん、弊社はひび割れ補修工事は得意ですので、喜んで見積りをさせて頂いてますが、ひび割れが酷い住宅に多いのが、一度も防水工事をしたことがないというお客様です。 そもそも、コンクリート構造物へヒビ割れが起こる最も大きい要因は、塩害や、酸性雨によって、元来アルカリ性のコンクリートが酸性化することから始まります。酸性化が進むと、コンクリートが砂状に近くなり、もろくなるのです。表面から見ても、触ってもざらざらとし、多少の水を流すと吸い込むような状態です。新築時には、つやつやテカテカしていたスラブ表目が、ざらざらした感じになってきたな~、と感じる事があると思います。そうやってコンクリートがもろくなり、屋根や壁が水を吸い込むようになると、コンクリート中の鉄筋が錆て膨張するために、亀裂が起こったり、軒裏から割れて、やがてコンクリート片が落下したりするのです。そうなるのを予防するために、塩害や酸性雨等の劣化因子を遮断する目的で行うのが、防水工事とお考えになった方が、理に適っていると思います。もちろん水漏れが始まってからでも、防水工事は出来ますが、費用が高額になるため、出来れば、そうなる前に劣化予防として防水工事を行うのが、費用対効果、又は、建物を安全に奇麗に長く使うのに、最もスマートな方法と言えます。つまり、防水工事は、水漏れを止めるためと、建物の劣化を防ぐための二つの効果がある とご理解下さい。

防水工事、その力のすごさ

防水工事の力のすごさを、少しばかりお話します。同じ時期に立てられた建売住宅だと比較しやすいのですが、防水工事をした住宅と、していない住宅の違いです。ぱっと見から、全然違います。並びの建物だと、非常に良く分かりますが、早くから防水工事をしている建物は、ひび割れ劣化が殆ど見られません。しかし、防水工事をしていない住宅は、あちこちにひび割れが出来、コンクリートの爆裂や落下が見られます。同じ時期に建てられた、まったく同じ作りの住宅でも、こんなに違うのかと、驚くほど違います。防水工事を行うことで、住宅又はビルの耐久年数が大きく変わるということですが、一般住宅であれば、数十万円程度の予算で、数千万円の建物を守る力を発揮し、ビルであれば、数百万円の予算で、億単位の財産を守る力を発揮していることになります。お客様の建物を守るのにこれほど頼もしい存在はありません、やはり私も劣化予防のための防水工事は大好きです。いい仕事が出来たと満足できるからです。

複雑なビルの止水工事

弊社は様々な水漏れに対応し、水漏れを止めてきました。しかしここでは、一筋縄ではいかない止水工事の裏事情、特にビルの止水工事について、お話しします。築30年以上の住宅やビルをお持ちのお客様より、水が漏れるので止めて欲しい、と依頼が来ることがあります。住宅の場合は、大きくても3階建て、普通は2階建、1階建が多いです。住宅の場合には作りが単純なため、水漏れを止めるのも、簡単に済む場合が多いです。

ブロック積みの壁からの水漏れ、窓回りのシーリング部分からの水もれ、水周りタイルからの水漏れ、外壁の通気口周りからの水もれと、いろいろな要因が考えられます。案外多いもので、増築部分のつなぎ目からの水漏れもあります。珍しい例では、電気の配線を伝ってもれた水漏れ、クーラーから出る水分が、軒裏に溜まったために出来た水もれもありました。

一筋縄ではいかないと言うのは、これだけたくさんの要因の中から、水もれの原因を突き止めななければならないからです。又、古い建物の場合、水漏れの原因が、一か所でない場合が多いことが、止水工事を複雑にしています。水道配管からも水が漏れ、台所の排水からも水が漏れ、屋上のスラブ面からも水が漏れ、お風呂場のタイルからも水が漏れている等、複数個所から水漏れのある建物は、実際に沢山あります。その場合には、全個所なおさなければいけません。又、一度水が漏れた場合、次々と水漏れ個所が増えてくることが多いです。アパートのひと部屋のお風呂場から水が漏れた場合、2・3年以内に、次々と他の部屋も水が漏れることがあります。単純に建物の老朽化に伴うものですので、タイルであればタイルの防水、水道配管であれば、水道配管と全部屋のタイルや水道を新しく変えていくことが必要になります。又、お客様へ理解して頂く事が意外と難しいのが、ブロック積みの中に水が溜まるという現象です。屋上スラブ面や、外壁の何所かから水が漏れた場合、ブロック積みの壁の中は空洞になっていますので、そこに水が溜まっている場合があります。

その場合には、水抜きをしますが、ドリルで小さな穴を明け水が抜けるのを待ちます。始めは勢いよく水が噴き出してきますが、次第にちょろちょろとなり、最終的に染み出る程度になっていきます。そして、乾燥しきるまで待つのですが、完全に水が抜けるのに、実は何か月もかかる場合もあります。

止水工事の施工例はこちらをご覧ください。

苦労した工事例

実際に、5階建ての建物で、1階2階3階と水もれがあり、止水工事をした例をお話しします。なんと、1階の水漏れは5階のボイラーが原因で、2階3階はお風呂場のタイルの水漏れが原因でした。なぜか、4階にはまったく水漏れがなかったため、1階の水漏れが5階のボイラーからだと気がつくのに時間がかかり、5階のボイラーを直したのは2階3階のタイル水漏れを直した後でした。2階3階は水漏れが止まるのに、なぜ1階だけが水が漏るのか全く分からず、管理人さんへ、最近何か工事をしましたか?と聞いたところ、そういえば1週間前に5階のボイラーを新しくしたけど、あそこが原因かな?と、そこでやっとボイラーの話しになり、5階のボイラーを点検したところ、ボイラーの配管から水漏れがありました。この水漏れは、通気口を通り1階へ流れてから、漏れ出していたのです。

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